FXといえばやはり短期売買!そうなると必然的にテクニカル分析が分析の大半を占めることになると思います。テクニカルって付いてるから何だか難しそう・・・と思うかもしれませんが、実はファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析の方が簡単です。
といってもテクニカル分析で勝つことが簡単なわけではありません。ここではテクニカル分析の基本的な要点を説明しますので、ぜひ自身オリジナルのテクニカル分析を作る土台としてみてください。
価格を中心に分析する方法
まずテクニカル分析とはどういったものでしょうか?ファンダメンタルズ分析は経済状態を測る分析方法ですが、テクニカル分析は「価格を中心に分析する」分析方法です。
どのように価格から分析するかをハッキリと述べたいところではありますが、実はアプローチの方法は多種多様で一概に言い切ることは難しいです。ですが一つだけ言えることは、過去から現在にいたるまでの価格の推移から次の値動きを予測するのがテクニカル分析というものです。
ファンダメンタルズ分析では経済指標や政治などの数値&文字で経済状態を読み取って価格変動を予測していますが、テクニカル分析は「数値」のみでの分析となります。逆に数値から読み取る分析方法は全てテクニカル分析となるわけです。
分析の方法は多種多様
一般的にはチャートを用いたテクニカル分析が主流となっています。移動平均線やポリジャーバンドや酒田五法など、価格推移の表しであるチャートに計算式を入れて数値を出したり、チャートの並び方から次の動きを予測したりなど実に様々です。
チャートを使わずにローソク足の動きのみで予測するテクニカル分析もありますし、100円、110円、120円と来たから次は130円だ、なんていう単純なテクニカル分析もあります。
このようにテクニカル分析は多種多様で、どれが最も良いとか優劣は存在しません。トレーダーの性格や資金量などで何がフィットするかも変わってきますし、相場によっては使っているテクニカル分析が機能しなくなることもあります。
ですが、重要なことはテクニカル分析から何を読み取り、それをどう行動に移すかです。
テクニカル分析はあくまでも分析であって、それが正解を指し示すわけではありません。外れることもありますし、当たることもあります。そして得られる利益や被る損失というのも時々によって変わります。
もし最も良いテクニカル分析を挙げるのならば、自分が理解し納得がいき、そこから良い行動を取れるテクニカル分析です。分析の手法は調べれば沢山でてきますので、ぜひご自身にあった分析方法を探してみてください。